金木犀の香り
三連休はいかがお過ごしですか?各地では学園祭などの秋のイベントが色々と行われていますが、八戸ではちょうど紅葉が見頃になっています。今年は10月中旬頃までは気温も少し高めだったことからもう暫くは紅葉も楽しめそうな気がします。今後は気温も最低気温が10℃を下回る日が今後は続いていくようなので、ゴルフも寒さ対策が必要な時期に突入し、いよいよ冬の始まりです!
素敵な香りを漂わせせてくれるお花の話を今日は少しさせて頂こうと思います。
八戸よりも南に住んだことがある方はこの時期になると、この花の香りを楽しみにしている方も多いと聞いたことがあります。アレルギーをお持ちの方には少しキツイ香りかもしれませんが、10月頃、街の中を歩いているとどこからともなくこの花の香りがしてくると、私はとても心が落ち着きます。不思議なことに意外とこの花の姿はあまり見たことがないという方が多いみたいです。その花は金木犀です!
金木犀に比べると有名ではないかもしれませんが、銀木犀という花があります。白い花を咲かせて、控えめな香りの銀木犀に対して、金木犀はオレンジ色の目立つ花で、強く甘い香りが特徴です。両方とも秋に咲く花ですが、少し銀木犀の方が僅かですが遅れて咲くようです。金木犀は一定の日照時間が必要で、もともと寒さにはそう強くはないようで、南の花でしたが、やはり温暖化の影響で気温の上昇に伴い、北限が上がってきているようですね。
あまり温暖化は進んで欲しくないんですが、きっと数年後には八戸の街全体がこの香りに満たされる時が来るのかなと…そんな時がもう目の前に来ているような気がしており、八戸の金木犀を皆さんも少し気にして探してみて頂けると嬉しいです!ちなみに、金木犀の花言葉は…その香りから「初恋」とか「陶酔」という言葉もある一方で、「謙虚」とか、「真実」というような言葉もあります。
気温寒暖差が1日の中、また1週間の中でも大きくなる時期です。体調管理にはくれぐれはお気をつけください!