秋雨前線と台風

いよいよ夏休みも終わり。行動制限のない夏休みで久しぶりの帰省や旅行を楽しんだ方も多かったのではないかと思いますが、一方で、夏休みで子供達のコロナ感染が比較的抑えられていた感じもあり、その点では少し心配です。

そして、季節も大きく変わりつつあるようですね。秋雨前線の登場によって、一気に過ごしやすい気温になりましたね。

ところで、皆さんは秋雨前線と梅雨前線の違いってご存知ですか?前線は南の暖かい空気と北の冷たい空気がぶつかるところに出来ると昔習った記憶があるのですが(笑)、私も2つの違いまでは知りませんでした。

正解は…梅雨前線は南から北上するのに対して、秋雨前線は北から降りてくるという違いがあるようです。そして、もう一つ大事な話としては、秋雨前線の方が、北日本、特に東北地域に大雨をもたらすと言われています。31日からは秋雨前線が日本列島に被さるように停滞するようなので、次々と発生している台風とともに、また再び青森にも大雨がもたらされる予感がしており、ちょっと気になっています。

これまでの大雨で日本各地に被害が発生しており、ここ青森も収穫前のりんご農家さんなど大きな被害が出ています。暫くの間は、秋雨前線や台風の動向には気をつけて頂いた方がいいかもしれませんね。

天気の話が長くなりましたが、秋と言えば、やはり味覚の秋ですねー。八戸の秋の味覚と言えば、以前ご紹介した脂のたっぷり乗った八戸前沖サバがおすすめですが、青森は日本海にも面していて、先日大雨によって大きな被害を受けた鯵ヶ沢は、ヒラメが有名なところです。

 

ほぼ一年中水揚げされるものの、やっぱり冬に向かって身が引き締まるのでこれからの季節が美味しい時期です。鯵ヶ沢ヒラメの漬け丼は有名で、各お店が独自の漬けダレで美味しい丼を提供されています。ヒラメの漬け丼の食べ歩き、ちょっと楽しそうですよね。また、鯵ヶ沢は海の魚だけではなく、鮎やイトウの養殖も盛んなところです。

 

白神山地なら流れる年間を通じて水温変化があまりなく、豊富な沢の水が養殖にも適してるそうです。農産物でもりんごはもちろんのこと、メロンやスイカも有名で、アスパラも県内トップクラスの生産量です。八戸以外にも青森には美味しいものがたくさんあります。八戸同様に、青森の美味しいもの巡りに、皆さん足を運んで頂けると嬉しいです!皆さんのお越しをお待ちしております!