秋の異変

ようやく秋めいてきましたが、というかもう11月ですね。本来ならそろそろ冬の始まりを感じるという時期ですが…夏の暑さがきつかったこともあってか、急な気温の変化に寒暖差アレルギーになっている人や胃腸の調子が悪い方も多いようですね。やはり暑さは人間の身体にはボディーブローのようにダメージを与えるんだなぁと感じています。

最近のニュースはやはり夏の猛暑の影響を受けた秋の異変のニュースが続いてますね。
皆さん、雪虫って聞いたことありますか?北国で冬の訪れを告げると言われている雪虫、個人的には虫は苦手なものの、北海道だけじゃなく東北にもいるんですよね。雪虫はアブラムシの仲間で、ワタのようなもの(蝋の分泌物らしいです)を身にまとっているものを総称で呼ぶらしいです。
粉雪のようにパラパラぐらいだったら風情がある感じですが、この雪虫が札幌市内で大発生しているようですね。山の近くで発生することが多いと言われてるにもかかわらず…
この大量発生の原因もどうも夏の猛暑の影響のようです。気温が高いと繁殖率があがり、大量発生に繋がるとのことです。夏の夕立がいつも間にやらスコールになり、冬の訪れを伝える粉雪のような雪虫が吹雪のように大量発生するという…

珍しくちょっと調べてみたら…季語にもありました、雪虫!

ただ、ここでいう雪虫は季語では、その見た目通り綿虫って言うようで、こちらが初冬の季語のようです。

もちろん、夕立も夏の季語になっていますが、季節の変化を捉えている季語が、温暖化の進展とともにその風情を失っていく感じがしてちょっと悲しいですよね。

もしかしたら数年後には、雪虫や夕立を使った俳句が描き出す風景が変わってしまうと思うと、何とかしなきゃいけないと思ってしまいます。

猛暑のダメージ、気温の変化、気圧の変化、食欲の秋の食べ過ぎ(笑)、体調を崩す要因はいっぱいあるタイミングです。皆さん、くれぐれもお気をつけください!