熱中症に負けないように
知らないうちに本格的な夏が来てしまいましたね。梅雨のジトジトした天気が苦手な私としては、えっ、という感じはしますが、既に八戸でも連日30度を超える日が続いています。7月に入ったばかりというのに、いきなりの暑さに身体もついていけないのか、夏バテの兆しが出て来ている感じがします。皆さんはいかがですか?
まだまだ続く暑い夏に対抗するため、今日は、この暑さに打ち勝ち、熱中症にかからないためのお話しを少しさせていただきますね。皆さんの方がよくよくご存知かもしれませんが…
夏バテ対策の食材と言えばなんと言ってもうなぎですよね。今年は土用の丑の日は7月19日と31日の2日ありますが、この季節にうなぎを食べる習慣は、遥か昔の万葉の時代からあったそうです。その時代には、うなぎにビタミンAやBなどが豊富に含まれているという話は知る由もないので、実際の経験からうなぎが夏バテに効くというのがわかっていたということですよね。おまけの話ですが、土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのは、江戸時代に平賀源内が売上が伸びないうなぎ屋さんを盛り立てるために土用の丑の日にはうなぎをと言ったことが始まりとも言われているようです。
萬鱗でも皆さんの夏バテ防止をサポートさせて頂こうと、今年も国産うなぎの鰻重をご用意しました。ただいま絶賛予約受付中ですので、よろしければ是非、萬鱗自慢の鰻も召し上がってみてください!山椒たっぷりで召し上がって頂くときっと夏バテも吹っ飛んでいってくれると思います!
うなぎ以外にも、「う」のつく食べ物が夏バテ予防に効くと言われており、うどん、梅干し、瓜などがそうですね。特に、瓜はカリウムが豊富なので、摂りすぎた塩分を排出してくれるので身体にはいい食材です。うどんは言うまでもなく、暑い日でも喉ごしが良く、ネギやみょうがなどの薬味を添えることで食べやすいというのもありますよね。
夏バテに効く食材は色々ありますが、今の時期、まだ身体が暑さについていけていない時期に皆さんにお勧めしたいのはキウイです!
暑い日が続くと水分をたくさん摂るようにと言われますが、なかなかお水ばかりで必要な水分量を摂るのは限界がありますよね〜。特に、お子さんなんかは特にそうだと思います。かと言って、お茶やコーヒーを飲んでばかりいると、利尿効果でトイレが近くなるばかりということにもなり…
キウイにはその点、抗酸化作用とともに身体の免疫力を高めてくれるビタミンC、疲労回復効果、ミネラルの吸収をサポートするクエン酸、熱中症予防と熱中症にかかった時の回復力を高めてくれるカリウムが多く含まれています。そして、何と言ってもジューシーで食べやすいので、水分補給にもなるところが最大の魅力ですね。ちなみにキウイにはゴールドとグリーンの2種類がありますが、ビタミンCの量ではゴールドはグリーンの2倍も含まれているので、ゴールドキイウイ1個食べると1日に必要なビタミンCが摂れてしまうんですよね。また、実はあのキウイの皮にも食物繊維や葉酸、ビタミンEなどが含まれるので産毛のない、ゴールドキウイは皮ごと食べるのも…。ただし、お子さんや胃腸の弱い方は皮を剥いて食べてくださいね。
熱中症予防はもちろんですが、キウイは本当に最強の栄養豊富なフルーツです!
もちろん、キウイだけではなく、青森の名産品であるスイカやバナナ、メロンなども、夏バテ対策では栄養価の高い、心強い食べ物ですね。
この夏は例年以上に厳しい夏になりそうなので、夏を無事乗り切るために、毎日の食事に、少し多めにフルーツを摂り入れて見てはいかがでしょうか?