2つの世界

八戸も最低気温が10℃を下回るようになってきました。夏が終わったと思ったら一気に冬が近づいてきた感じがします。少し体調崩す方も増えてますので、皆さん油断対敵で、寒暖差にやられないようにくれぐれもお気をつけくださいね。
今日は最近気になっている話を少し…。アメリカ大統領選挙における民主党と共和党の戦い、中東の国々の対立、こんなニュースが多いからでしょうか、最近、2つの世界や分断ということが気になってます。今に始まったことではないという気もする一方で、なんかそういう話が多くなって来ているのではと…

身近なところでも、若い世代と私たちの世界が本当に繋がっているのかと思うくらい、2つの世界が出来てしまったのか思うぐらい大きな違いがあることに戸惑うことが最近増えたような気がします。

例えば、与えられた番組を観るテレビの世界と好きな動画を好きな時に観るネットの世界というのも、連続した世界というよりは、いつの間にか全く別の世界ができたような…。ただ、私たちが新しいものに順応出来ていないだけ?時代の変化にキャッチアップ出来ていないだけかもしれませんが(笑)。

でもこうした2つの違う世界に住む人とのコミュニケーション、とりわけ身近な若い世代とのコミュニケーションは、なかなか大変になります。モノの考え方が全く違ってくることを理解しないといけないですよね。きっとこうだ、これが常識という話も相手にとっては非常識だったりすることも…。

やっぱり個人的には、相手の立場に立って考えることが大切なんだと思っています。多様性の尊重という言葉を最近よく聞きますが、その意味するところは同じなんですよね。
対立をした時こそ多様性を尊重し、お互い歩み寄ることさえ出来れば…

なかなか簡単ではないですが、分断された2つの世界を生み出さないようにするには、わからないと言って相手の世界に踏み込まないというのではなく、お互いの立場を尊重しながら、コミュニケーションを深めるというのが大事ですね。

そして、多様性の時代はお互いの考えを尊重するということを教育することも大切かもしれませんね!2つの世界をそのままにしないように、世代間ギャップを恐れずに、何を考えているかわからないとコミュニケーションを避けるのではなく、積極的にコミュニケーションを図る、私もそんな努力もしていきたいと思います。