温故知新
いよいよGW突入しました。もしかしたら、11連休中の方もいらっしゃるのではないかと思いますが、今年はカレンダーがいまひとつだったので、遠出をしないで近場で遊ぶという方も多いようですね。
例年の八戸はこのくらいの時期が桜の満開の時期なんですが、昨年に続いて今年は少し早めの開花だったこともあり、今はもう葉桜になりつつあります。前にも伝えたこともありますが、個人的には青々とした葉桜も大好きです…。
少し標高の高いところに行くとまだ満開の桜を見ることが出来るかなという感じです。東京だとお花見🟰花見というより人見(笑)という感じかもしれませんが、八戸では桜が主役で、青森の自然の中で思う存分に桜を堪能できます。山の中に咲いている一本の桜を見ると、上手く言えないんですが、ジーンと来るところがあります。
今、八戸にも他の地域と同様に多くの外国の方にお越し頂いています。私どものお店に来て頂く方の中では、台湾の方が多いような気がします。日本の各地からだけではなく、海外からも足を運んで頂けるのは本当に嬉しい限りですよね。
八戸に、そしてお店にわざわざ足を運んで頂ける方がいる中で、私たちは今、食を通じてお客様に何が出来るか、どうしたら喜んでもらえるか色々と考えています。「日本に来て頂く」「青森八戸、そして萬鱗に来て頂く」奇跡にはまず感謝の気持ちしかありません。お越し頂くお客様に、美味しいものをご提供するのはもちろんですが、また来たいと思って頂けるために、日々進化していかないといけない、新しい萬鱗グループの味を生み出していかないといけないと、今、試行錯誤を始めています。まだまだ構想段階ですが、食品だけでなく、日本の伝統や文化を何らかの形で海外から来られた方や日本の各地から来られた方に知って頂くようなイベントも出来たらと思っています。
食文化という言葉があるように、食はその土地の歴史を刻んだ守るべき文化なんですよね。
美味しいものを提供するということはもちろん大切ですが、地元八戸の食文化をしっかり残しながら、お客様の求めるものを作り出していくこと、これが私たちの使命なのかなと思っています。そして、地域を代表する様々な伝統的な文化もしっかり引き継いでいければ、と思っています。
故きを温ねて新しきを知る、守るべきことは守りながら新しい価値や魅力づくりにも挑戦する、この思いを社員と一緒に実現していけたら…萬鱗グループのチャレンジ、是非期待してて頂きたいと思います!